企業事例 -足立石材株式会社-

お客様の声

Q . 健康支援を導入するきっかけはなんですか?

足立社長:私自身が腰痛に悩まされていた時期もあり、「専門家に指導してもらいたい」と思ったことが、健康支援を導入するきっかけになりました。石材業といえば“重いものを扱う”“身体に負担がかかる”というイメージがありますし、実際に社員からも腰痛の声がたびたび上がっていました。日々忙しい中で頑張ってくれている社員たちのために、会社として何かできないかと考え、導入を決めました。

石材業の世界では、「腰痛」はある意味“若い頃の努力の証”と語られることもあります。かつては、重たい石をどれだけ持ち上げられるかを先輩に見てもらい、褒められたいという想いも正直ありました。

けれど、時代は変わりました。社員が安心して長く働き続けられる職場をつくるには、健康への意識が欠かせません。「身体を大切にしながら働くこと」が、これからの石材業にとって大切だと強く感じています。

Q . 外部支援を受けて感じたことを教えてください。

足立社長支援が始まってすぐに感じたのは、「社員一人ひとりに本当に丁寧に向き合ってくれている」ということです。現場に足を運び、ヒアリングをしながら、自然と社員たちの輪に溶け込んでくださった姿が印象的でした。お昼を一緒に食べながら、身体の悩みに気軽に耳を傾けてくれるような、今までにないアプローチだと感じました。

うちの社員はシャイな人が多く、外部サービスに対して最初は抵抗感を示すこともあります。ですが、フジイコーポレーションさんの自然体で誠実な関わり方が社員たちを安心させ、「健康について話してもいいんだ」と思わせてくれたように感じています。

現場でのヒアリングの際の一面

Q . 社内の空気が変わってきたと感じている点は?

足立社長一緒に仕組みを作っていく中で導入した朝の体操は、現場の社員だけでなく、ワークショップに参加していなかった事務の女性社員も、こっそり一人で実践してくれていました。その姿に思わずツッコミを入れながらも、社内に健康づくりの良い空気が広がってきたことを実感しています。

社員一人ひとりの身体の変化が数値でも表れるようになり、成果が見えることで自然と健康への意識が高まりました。今では職場全体が前向きに、気持ちよく健康づくりに取り組む雰囲気ができつつあります。

導入前のワークショップと体操のポイントをお伝えしている様子

Q . 現在の新たなチャレンジについて教えてください。

足立社長建設業の仕事は人手不足や担い手不足が深刻です。これは弊社の石材業においても同様であり、対策を打っていかないといけません。そんな中で、現在は人材定着の観点で技術の承継についてチャレンジしています。ベテラン職員の技術を動画や文章で残し、新人に伝承する仕組みをフジイコーポレーションさんと取り組んでいます。この取り組みをスタートさせた段階で、山陰中央新報をはじめ、朝日新聞や地元マーブルなどに取り上げていただき、注目度の高さも感じています。

これからも、社員一人ひとりが健康で幸せに働ける会社であり続けたいと願っています。

フジイコーポレーション、足立石材さまので現場作業の内容の話し合いをしている様子

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